古橋秀之『ある日、爆弾がおちてきて』

ジュヴナイル時間SF短篇集。これまでの古橋秀之作品のような凄味はなくて、ウェルメイドな作品揃い。よくはできていて、満足はするけども物足りなくはあり。6作品中のベストは時間衝撃波爆弾の爆心地で60億分の1の時を生きる少女と少女を知る老人の孫を描いた「むかし、爆弾がおちてきて」かな。

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)