チャールズ・シェフィールド『太陽レンズの彼方へ』

チャールズ・シェフィールド『太陽レンズの彼方へ』(酒井昭伸訳 創元SF文庫)を読み終えた。第一作の『マッカンドルー航宙記』は実のところ読んでいなかったりするけど、人間関係や宇宙船のアイディアはシンプルなので、ぼくとしては全然問題なし。

ハードSFと思いきや、キャラクターで読ませる気楽な宇宙SF。軽く読めてそれなりには面白いけど、特筆するところはない。用いられているアイディアに新味はないし、解決もちょっと安易。でも、これよりだいぶいいらしい第一作は読んでみるか。

太陽レンズの彼方へ―マッカンドルー航宙記 (創元SF文庫)

太陽レンズの彼方へ―マッカンドルー航宙記 (創元SF文庫)