チャールズ・ストロス「コールダー・ウォー」

小ネタとくすぐりの作家ストロスが描いたある「超兵器」を巡るもう一つの冷戦。この「超兵器」というのは本邦でも多くの作家が好んで使うアレ。それを軸としてフラーだとかグールドがいつものようにくすぐりとして使われている構図。

それなりの出来ではあるものの、淡々として盛り上がりに欠け、ネタの面白みがいまいち出せていないと考える。0