SFM2月号
- 冲方丁『マルドゥック・スクランブル -200』……+1
- 飛浩隆『ラギッド・ガール』……+2
- 桐生祐狩『小説探偵GEDO』……0
- チャールズ・ストロス『吟遊詩人(トルバドゥール)』……+2
- 草上仁『Pシフター』……0
この号は平均点高し。冲方丁も+2でもいいかも。ストロスは十年後には腐っているだろうけど、このおふざけっぷりが『ロブスター』よりも素敵で今の小説を読んでいる実感がある。まあ、+0.5ぐらいは酒井昭伸点なんですが。
飛浩隆は官能的な文章が良かった。実は『グラン・ヴァカンス』はちょっと読んだあと置いたままにしているのだが、読み切った方がいいのかなあ。