2006-07-01から1日間の記事一覧

日高トモキチ『みぞれの教室』(角川書店)

日高トモキチ約10年ぶりの単行本は、ストレートで、かつ端正にまとまった青春まんが(ファンタジックな要素あり)。上品にすぎていまいちフックに欠けるのがちょいと残念。いや、空白の使い方や描かない描写の上手さはさすがなんですが。みぞれの教室 (ドラゴ…

西村しのぶ『メディックス』(小学館)

1990年から1992年にかけてビックコミックスピリッツに不定期連載され未完のままに出版された本作は、神戸の医学生を描いた作品。といっても、西村しのぶは何を描いてもだいたい同じ感触になってしまう作家なので、特に医学生ネタといっても何が違うというわ…