ヒューゴー賞決まる
デンヴァーで開催中の世界SF大会の席上でヒューゴー賞が発表された。受賞作は以下の通り。なお、セミプロジン部門は今回限りで廃止される。
- 長篇:マイクル・シェイボン The Yiddish Policemen's Union(初受賞)
- ノヴェラ:コニー・ウィリス "All Seated on the Ground"(2年ぶり9回目/ Asimov's 2007/12)
- ノヴェレット:テッド・チャン 「商人と錬金術師の門」(5年ぶり2回目/ F&SF 2007/9, SFM2008/1)
- ショートストーリー:エリザベス・ベア "Tideline"(初受賞/ Asimov's 2007/6)
- 長篇編集者:デイヴィッド・ハートウェル(2年ぶり2回目)
- 短篇編集者:ゴードン・ヴァン・ゲルダー(2年連続2回目)
- 長篇映像:『スターダスト』
- 短篇映像: 『ドクター・フー』 "Blink" (脚本: ステファン・モファット) (『ドクター・フー』は三年連続受賞)
- 関連書籍:ジェフ・プルーシャー篇 Brave New Words: The Oxford Dictionary of Science Fiction(初受賞)
- セミプロジン:ローカス(3年連続20回目)
- プロアーティスト:ステファン・マルティニエア(初受賞)
- ファンアーティスト:ブラッド・フォスター(13年ぶり6回目)
- ファンライター:ジョン・スコルジー(初受賞)
- ファンジン:File 770(7年ぶり6回目)
- ジョン・W・キャンベル新人賞:メアリー・ロビネット・コワル
デイヴィッド・ラングフォードはファンライター部門20年連続受賞を逃した。